【洗浄実績】10年以上経過したエアコンの洗浄
【更新日】 2023/09/20
本日は製造から10年以上経過した古いエアコンのお話です。
10年以上経過したエアコンが故障した場合、メーカーにも部品の製造義務がなくなるため部品の在庫がなければ、そのエアコンは修理不可能になってしまいます。
このため、洗浄を断っている業者もいるようです。
リスクを考えると分からなくもないのですが必ずしも洗浄が不可能だというわけではありません。
エアコンレンジャーの場合は、もしもの場合に修理や弁償といった対応が不可能である旨を充分にご理解頂いた上で、洗浄を承っておりますが、これまで古いエアコンに洗浄を実施したことが理由で故障したという例はありません。
今回のエアコンは古い賃貸物件の20年近く経過したエアコンです。外装のプラスチック部品の破損が怖いという以外は、特に機械的な故障を心配せずに作業可能な機種です。
長年の使用でアルミフィンの隙間や吹き出し口に汚れが溜まっています。
こうした汚れを洗い流す事で、度々触れてきた空気環境の改善以外にも、風量や冷暖効率がかなり回復する場合があるので、むしろ洗浄は不可欠です。
どうせ古いエアコンだからと言わずに毎年、暖房の季節の少し前に洗浄を実施しましょう。
こちらが洗浄後の汚水です。カビ以外にも様々な汚れが浮いています。
アルミフィンや吹き出し口もしっかりと洗い流してあります。
ここまでやって、それでも冷えない、暖まらない、という事があれば、ガス漏れなどの症状を疑う必要がありますが、そうした判断の目安にする意味でも定期的な洗浄を実施することは非常に重要ですので覚えておいてください。
エアコンの汚れでお困りの場合はALPHAにご連絡ください。
【解説】エアコンのニオイについて
【更新日】 2023/08/18
今回はエアコンのニオイについて、少し触れてみようと思います。
ニオイの原因はエアコン内部の汚れがほとんどですが、実は原因はそれだけではありません。例えば黒カビ、油汚れ、ヤニ汚れなどが原因のニオイならエアコン洗浄で取り除く事が可能です。かなり長い年数にわたって汚れを放置していたエアコンでもかなりニオイが軽減されます。
しかし、エアコン内部の結露が気体になって出る酸っぱいニオイ。これだけはどうにもなりません。
室内の空気の中に含まれる水蒸気が熱交換器で冷却されると結露となってエアコン内部に残りますが、純水が気化したものではなく例えば汗やお料理の際に出た湯気などニオイの元を含んだ水分であるためエアコン内部に残った水分が気化するとき、当然ニオイが発せられます。つまり、洗浄をした直後でも条件が揃ってしまえばニオイが発生することになります。
同じメーカーや型番でこの症状がよく起こるデータもあるので、構造や素材の問題で発生している場合もあります。また、プラスチックパーツに染み込んだニオイも洗浄後に残ることがあります。
例えば、タッパーに入れたカレーのニオイや色がタッパーに染み込んで、取れないことがありますがエアコンに溜まった汚れも同様に、プラスチックパーツに染み込んでしまったニオイや色は取れなくなります。
カビ汚れを落としても、エアコンからの風が酸っぱいように感じる時は、長くこびりついていた汚れの成分がパーツに染み込んでしまっている場合もあり、こうなってしまうとニオイは、どうにもならない事があります。
やはり、定期的なエアコンクリーニングで予防する事が大事なのだと思います。
その他にはエアコン洗浄スプレーを使用したのち、しばらくしてから匂うという場合があります。市販のエアコン洗浄スプレーを購入し、ご自分で洗浄される方もいらっしゃるかと思いますが、洗浄スプレーの噴射圧力では熱交換器の奥まで届かせる事は不可能です。また、洗剤がアルミフィン内部やドレンホース内にそのまま残留するので、しばらくしてから赤いカビが発生してしまいます。使ってしばらくの間は洗浄スプレーに含まれた香料で良い香りがするかもしれませんが、赤カビが発生、繁殖すると独特なニオイが発生してしまいます。
以上から、エアコンは適切な洗剤で汚れに反応させてから、高圧洗浄で完全に洗い流さなければニオイを除去できません。
また、それでも条件によってはどうにもできないニオイが発生する場合がある事がご理解頂けたかと思います。
【解説】フロントカバーの自動開閉機構について
【更新日】 2023/07/12
今回はエアコンのフロントカバー自動開閉機構について見ていきます。
フィルター自動清掃の有無に関わらず運転を始めると自動的に正面のカバーが開いて、より多くの空気を取り入れて風量をアップする機種があります。
ご自身でフィルターを外して清掃する際に、また、再び取り付ける際に、必ず開け閉めをしなければならない部品ですが、ここに自動開閉機構が加わっていることによって、カバーを閉じた際の微妙なズレで、以後、正常に開閉しなくなるといった事がよく起きますので、このタイプのエアコンの所有者の皆様はご注意ください。
要は、すぐに気づいて修正できれば問題は解決するのですが、気づかないまま放置していると、部品に想定外の力が想定外の角度から加わって、最終的には完全に破損してしまうという事もあります。
特に開ける時よりも閉じた後に原因となるズレが発生しやすいので、ご自身で開閉される場合は、左右のツメの掛かり具合など、細かな部分ですが、くれぐれもご注意ください。
フタがしっかりと閉じていれば自動開閉の動作に問題は起こりません。
開きますし…
しっかりと閉じます。
これが、きちんとしていないと、フタが途中で止まって、開きっぱなしになったり、機種によっては閉じたまま動かないという状態になります。
また、きちんと閉じているはずなのに、それでも動作に異常が出る場合は、正面カバーの方のツメか、ツメを受ける本体側プラスチックパーツの破損が考えられ、その場合は部品の交換が必要になりますので、フィルターの取り外しや取付の際は、くれぐれもご注意ください。